演劇界の隅の隅、およそ芸術とは程遠いお笑い劇団をやっている身からしても、偉大な偉大な人でした。


井上ひさしさんとつかこうへいさんという両極の天才を、奇しくも肺ガンという同一の病で失ったことは、チンケな私でも無念で無念でたまりません。


コント55号が好きでお笑いに踏み込み、つかこうへいに憧れ演劇を始めました。俺は、あそこまでの覚悟で演劇に向き合っているだろうか?


一度も教えを乞えたことはありませんでした。一般に発売されている著書だけの接点でした。でも、気持ちはつかチルドレンのつもりでおります。もちろん足下の下の下にも及びませんが。


「俺はコメディなんでゲスなものはやったことがない」

カッコ良すぎます。


その昔、劇作家協会の旗揚げ集会に行ったことがあります。
舞台上には井上ひさしさんや別役実さんなど大御所たちが。
しかし、配布された賛同者の書かれた紙には、つかさんの名前がありませんでした。


「劇作家が徒党を組んで何すんだ?」


これがつかさんの、あとから漏れ聞いた言葉です。井上さんとつかさんの違いが際立った瞬間でした。


現代の傾き者、天才芸術家の早逝に心から哀悼の意を表します。

合掌


あーあ、俺もカッコ良く生きてえなあ!
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【2010/07/13 08:31 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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